2014年06月

6/24(火)

ひさびさにアレをやります。
何事にも目標が必要だ。
ストは目標を持って打つべきである。




第ニ回


KYコンビで挑む!


ストナン31人ノックするまでお家に帰りません!




概要
@31人に声掛けするまで帰れない。
@1番に目指すべきものは即である。即が起きた場合は、即した相方に美味しいお酒をご馳走する。
@特例として、連れ出しが出来た場合はノルマが10人減る。
@坊主は居残りノック。最低でも1番ゲ必須。




さあ、参りましょう!





渋谷
18:00


ストナンノック31開始!

yuuと渋谷センター街へと移動する途中。
2人の前を美容師風の女の子が1人で歩いていた。俺の1人目への声掛けから始まった。


1人目 美容師風
『もしかして美容師さん?』
ガンシカ。
『もっかいだけ聞いていい?w美容師でしょう?ww』
ちがいます。よし。喋らせた(・◡ु‹ ) ✧*笑

2人目 JK 
『本当にJK?w』
やっぱりJK。撤退w

3人目 学生 
『実はミッキー好きでしょ?』
カバンも耳に付いてるアクセもミッキー。和み。粘る。無念。撤退。
俺はミッキーの中身の仕事してる人だと言えば良かった。笑

4人目 学生 ガンシカ

5人目 美容師
『俺ね。最近分かってきたんだけど、美容師でしょ?笑』
そうです♪と返事。これからカット行くのですいません。

6人目 お姉さん系
カーディガンをプロデューサー風に巻いている。『どこの局でPされてるんですか?笑』
スベって撤退ww

7人目 学生 ごめんなさい

8人目 A級ギャル19歳
『お疲れ~♪』和み。
並行トーク続く。何してる人+歳を聞かれる。IOI。買い物に行く。その後遊ぼう。彼氏グダ。彼氏破壊砲。←これ分からずww
誰か教えてください!!あと少しのところで撤退w 今日1番の悔しさ。

9人目 学生 すいません

10人目 学生
声掛け→笑う。直後にガンシカw


俺もyuuもここで10人の声掛けが完了。
お互いに惜しい案件はあったが、決め手に欠ける。そして若干地蔵をしてしまう時間があった。10人の声掛けに1時間以上掛かってしまった。
そして当初から予定していた即の街新宿へと移動することに。



新宿駅東口
20:00


2ヶ月振りにこの地に戻ってきた。
以前の俺はこの街で3時間掛けて1人にしか声を掛けられなかった。
残り21人。やってやる!ストナン即の夢を求めて\(^o^)/笑

yuuと定位置を決めて声掛けを開始した。

11人目 ギャル ガンシカ

12人目 OL 
待ち合わせあるんで。

13人目 ギャル ガンシカ


ここでyuuから連絡が入る。


Y『連れ出しました。』



キターー!!\(^o^)/

ここでウイングが連れ出しに成功。
しばらく独りぼっちは確定したが、素直に喜んだ!流石yuu!俺も負けらんねぇ!笑


14人目 風の民風
声掛けから粘って和み。俺諦めたくないんだよ!w
いや諦めてくださいw
撤退。笑

15人目 学生20歳
この子テンションがめっちゃ低い。食いつかせられず。

16人目 水の民風
大丈夫です。

17人目 ギャル17歳
喫煙所で声を掛けて和み。8月が誕生日で18歳。ん!22時までなら大丈夫か⁉︎w
ノルマ10人減らしたい欲に負け、連れ出し打診。でも連れ出せず。笑

18人目 OL ガンシカ

19人目 OL ガンシカ

20人目 OL 帰るグダ崩せず


時刻は21時30分になっていた。
声掛けのペースが明らかに遅い。
相手を選び過ぎている。なるべく若くて可愛い子が良い。いやでもホント若い子が良いwww


21人目 学生 彼氏グダ崩せず。

22人目 学生 ガンシカ


喫煙所でタバコを吸っていると男に声を掛けられた。

男『お兄さん何されてるんですか?』

ナンパっす(^_^)v

男『それを仕事にしませんか?ホストに興味ないですか?』

その後も丁寧に色んな説明をしてくる。
俺は10年前にホストをしてたんで、そんなに甘くないことは知ってますよと答えてお断り。笑
でも週1で働けたら良いなぁーと思ってしまう自分が居た。笑


声掛けを再開した。


23人目 学生 すいません。


24人目

アルタ前の東口からドンキ方面へ渡る信号。ここでターゲットをサージング。
背の小さな少し地味な格好をした女性を発見。信号が変わり、人が一斉に歩き始める。
大外を回って彼女に声を掛けた。


B-級 小学校の先生23歳


『こんばんは♪お仕事帰りですか?』
『俺はスカウトでもキャッチでもないから。どこにでも居る至って普通の会社員だよ✨( ̄▽ ̄)v』

彼女に、会社員には見えないよと言って笑われるw


一発オープン!笑


これからカフェに行こうと思ってたとのこと。その後も並行トークを続けるとどんどん和む。そしてカラオケ館の前で立ち止まった。あまりに向こうから話を続けて来るので、その話の続きはどっか入って話そうwと言って居酒屋へ。


祝✨初連れ出しに成功!

居酒屋に入ってようやく座ることが出来た。もう足が棒のようだったのでめっちゃ落ち着いた。
彼女は飲み帰り。そして東京出身なのに話し方は関西弁。笑
仕事に対する熱意がめっちゃ高い。
俺もヤマザキさんを見習って、仕事に対する夢を語る。めっちゃ食いつきが上がるwww

彼女に週末のフットサルのイベントに来てくれない?と逆アポを貰った。女の子が結構居るとのこと。笑
この後は彼女の自宅に美容師の友達が髪を切りに来る約束があると言うので、23時過ぎに居酒屋を出て、彼女を駅まで送って行った。そして、


ウイングのyuuがストナン初即を決めていた!
✨(σ≧∀≦)σ

実に素晴らしい!
今度会った時には、美味しいお酒をご馳走せねば。笑
俺もストナン即を決められるようにもっと頑張ろう\(^o^)/




その後は新宿の幼馴染が働いているBARにて和み。翌日も休みだったので、朝まで飲んじゃうことに。
幼馴染とは約2年以上振りの再会だった。
懐かしいトークに花を咲かす。レッドブルウォッカを急ピッチで飲んで行く。

時刻は4時

幼馴染や他のバーテンダーの方にも俺がナンパをしていることを話していたので、これからちょっと女捕まえて来るわ!と言って店を出た。


早朝の新宿の街を久しぶりに見た。
人は疎らだった。


ドンキ前の交差点へ移動。
声掛けを開始した。

25人目 ギャル ガンシカ


26人目


東口まで歩いてきた。何人かの男女が始発をそこで待っている。
駅構内の方へ歩いている途中で後ろを振り返ってみた。
1人の小さなギャルが歩いてくる。声を掛けた。


C+級
メンヘラギャル23歳
巨乳!


始発待ちとトイレを探してるところだった。駅構内のトイレまで案内して、一緒に時間を潰そうと提案。

『何するの~?』

K『俺はイチャつければ別に何でもいいよ( ̄▽ ̄)b』


『ざっけんなしwww』


その後はサクッと連れ出しに成功。笑



彼女を連れてBARに戻るとバーテンダー達から歓声が上がったwww
俺の能力を運良く証明することが出来た。笑


彼女は好きな男のことで悩んでいたり、子供を2回諦めた過去があったりと、非常にメンヘラ臭が強かった。
俺は眠さと疲れと酔いで、余り聞く気になれなかったので、俺の幼馴染が終始相手をしていた。

そして日本xコロンビア戦の観戦。

岡崎が同点ゴールを決めて前半を折り返したので、盛り上がり過ぎてしまった。笑
そして後半で魂を抜かれる程の脱力感。笑

BARを出たらホテルに連れ込む為に彼女と2人になろうと思っていたが、幼馴染からまさかの妨害。笑
3人でお好み焼きを食べに行こうと提案しよるwww
やっぱりナンパ師ではない奴には分からないかぁ~と思ったが、お好み焼きは奢ってもらった。笑
もう全てが限界でグロッキーだった。
もうお好み焼きも美味しくないしww

時刻は9:30を過ぎた。

ギラつくタイミングが一切ないまま、彼女を駅まで送って放流。



ストナンノック31の幕を閉じた。




【結果】
26声掛け
2連れ出し2番ゲ



【総括】
今日も声掛け時のモチベーションにムラが出た。そのせいで地蔵TIMEが生まれてしまった。しかし自分でもよく分かる程に、以前よりも落ち着いた状態で声掛けが出来るようになってきた。
やはり俺が1番楽しいと感じるナンパはストナンだ。もっと経験を積みたい。
初めて連れ出すことも出来た。まだまだ俺はやれる。自信を持って次回のストナンに望もうと思います。

そしてyuuのストナン即!!!
本当に結果を出した相方が誇らしい。
最高のウイングで在るとともに最高のライバルなので、俺も負けていられない\(^o^)/

これからも共に進んで行きましょう!

いや~でもホント楽しかった(笑)


fin.





出会わなければ彼女を傷付けることはなかった。

俺みたいな悪人が手を出していい子ではなかった。






チラシを持つ君の横を通り過ぎれば良かった。







2013年大晦日。

彼女と新年のカウントダウンを迎える事になった。
彼女がホテルを予約してくれた。年が明けたら一緒に初詣に行く。
二人の最初で最後の初詣になった。

『少しでも長く彼女と一緒に居られるますように。』しか、願い事が思いつかなかった。ご利益は余り無い神社だった。笑


2014年1月

彼女との関係は悪化の一途を辿った。
彼女と大きな喧嘩になった。
原因は全て俺にあった。彼女を大切にしていないということ。俺は何よりも大切に想っていたが、それが伝わるような行動は何一つ出来てやしなかった。
次の日デートの約束をしていたが、初めて会わないことになった。
もうこのまま終わりを迎えてしまうのだろうか。そう思っていたが、


彼女は俺のことを許してくれた。


10歳も年下の子に支えられている自分。
『大丈夫。』と言って俺のことを抱きしめてくれた。こんなにイイ子を傷つけている自分。男としての無力さを痛感した。もう俺には彼女をただ楽しませてあげられる力さえ無かった。


彼女に見放されるのも時間の問題だった。


俺は彼女とマメに連絡をしていないと落ち着かなかった。そうじゃないと俺の前から居なくなってしまうのではないかという不安。どれだけ男としての自信が無かったことか。やがてそれを重荷に感じた彼女との間に温度差が生じた。来月彼女は2週間の実習に行く。ここを乗り切らなければ彼女との関係は終わる。俺は仕事中になるべくスマホを持たないようにしたり、敢えて時間のかかる仕事をこなしたりと、気を紛らわせようと努めてみた。


しかしそんなことをしたところで、自分自身を変えられる訳が無かった。俺に根付いていた弱さは相当な物だった。



2014年2月



彼女は2週間泊まり込みの実習へと旅立って行った。



そして彼女が実習中の某日。
俺が社会人になってから約7年間共に過ごした


妻との離婚が成立した。



離婚の原因は俺と妻の性格の不一致。
これで彼女に慰謝料絡みの迷惑がかかることは皆無になった。俺は安堵した。



しかし時を同じくして彼女と電話をしていたその日の夜。







愛する彼女から














別れを告げられた。









何だか運命的なものを感じた。
その日は必死に彼女を引き止めた。お互い少しだけ時間を掛けて考えようと。

しかし時間を掛けて彼女のことを考えれば考える程、もう彼女を自由にしてあげること以外に最良の選択は無いことが分かった。

彼女に別れの手紙を書いた。

彼女と今まで過ごしてきた楽しい日々を振り返ると泣けた。

俺以外の誰かと幸せになって欲しくない。それがこの時の本心だった。




彼女との別れの日

最後の電話からかなり日数も経っていたので、心は穏やかなものだった。
彼女と初めてデートした池袋で待ち合わせをした。
出会ってから5ヶ月が過ぎていた。
久しぶりに会う彼女の決意は揺るぎなかった。


もう俺のプレゼントした指輪もはめてはいなかった。


ファミレスに入り、直ぐに別れ話になった。
どこかよそよそしい彼女との最後の会話だった。
話が終わるとそのまま二人で駅へと歩き始めた。改札の前で彼女の最後の姿を見た。もう2度と会えない。彼女に涙を見せたくなかった。さよならを告げてその場を離れた。


思い出に浸る時間さえ無かった。
けれど最後まで彼女に秘密を隠し通すことが出来た。これで良かった。




これで全てを失った。




それでも30歳の俺にはゆっくり落ち込んでいる時間も無い。この先、女の居ない人生を送るつもりもない。男として余りに無力だった。誰か1人を幸せにする力も無い。男としての自信と魅力が無い自分を1番変えたかった。
それが出来れば自分の人生を変えられると思ったから。
何も無い0からのスタートを直ぐに切った。





2014年3月


初めてブログを書き始めた。
始めた理由は、自分の力で自分自身と人生を変えて行く軌跡を残したかったから。
出会いについて調べていると、偶然コカドさんという関西の学生ナンパ師の方のブログに辿り着いた。全く知らなかったナンパに対してとても衝撃を受けた。そして色んな人のナンパブログを読むようになった。


何の成果もないまま時間は過ぎて行った。
独身になって、もっと楽しい日々を送っている筈だった。この頃から家で独りを感じる孤独感は益々高まっていった。こんなに独りで居る時間を経験したことは無かった。気付けば涙している。なんで泣いているのかも分からない。心が病んでいくに連れて彼女のことばかり思い出していた。


久しぶりに子供達に会った日。


過去の記事でも書いたが、この日バイバイする時に長男がめちゃくちゃ泣いた。
もう自分が何の為に生きているのかさえ、よく分からなくなった。

独りで潰れる程酒を飲んだ日。とうとう精神的に限界を迎えた。
そして酔っ払った俺は、




彼女に電話を掛けてしまった。




彼女を傷付けない為にずっと隠し通した秘密を、彼女を傷付ける為に俺は言ってしまった。


『ありがとう。これで嫌いになれた。もう2度と連絡してこないで。』


俺が人生の最底辺に落ちた瞬間だった。
彼女が人間不信になってしまったらどうするんだ。もう弁解する機会さえ無いのに。
正気に戻ると目の前が真っ暗になった。もう何も分からなくなった。


そんな時に皇さんのブログと出会った。


そのブログは絶望の中に居る俺にとっての希望だった。
偶然にも皇さんのno.76の記事を最初に読んだ。
活字の中に俺の求めているものがたくさんあった。
俺もこの人のようになりたいと心底思った。
俺が失った男としての自信がそこにあった。
俺みたいな弱さから来る優しさではなく、本当の強い優しさがあった。
そしてナンパした女の子を労わり思いやり、大切にして涙させていた。
その瞬間の女の子は、皇さんの中に確かな幸せを見たに違いない。
俺が目指す人生はこれだ。



そして俺はナンパ師になった。



まだまだ腕は未熟だけれども、誰かと出会う度に俺は自信を取り戻すことが出来た。
大切な仲間が出来た。
生きていることをまた楽しめるようになった。


最近気付いたことがある。


俺は間違いなく惚れやすい性格だった。
そんな自分が誰のことも好きにならなくなった。
昔だったら付き合いたいと思うくらいの可愛い子でも、1度やってしまえば冷めてしまう。
そして次を探す。俺が楽しんでいるのは落とす迄の過程だ。
やっぱり俺には誰かを大切にしたり幸せにする方法がよく分からない。
もしかしたら、それは知る必要が無いのかもしれない。




俺が本当に幸せにしたかったのは、





彼女だけなのだから。






もう彼女に近づくことも無い。謝っても許されないことを俺はしたのだから。世の中には嘘をついて騙して傷付ける奴が存在する。こんなにクズな男も居るということを知っておいて欲しい。


そして誤解しないで欲しい。
俺はもう絶対に君に関わらないと約束する。君の人生に唯一必要なかったものがあるとすれば、それは俺なのだから。






最後に、今思う本心をここに残します。







これから彼女と出会う方に頼みます。







俺が人生で1番愛した彼女をどうか









幸せにしてあげて下さい。








素敵な人と巡り会えますように。
HAPPY BIRTHDAY.










男女の付き合いは殆どが終わりを迎える。それなら秘密は最後まで貫き通せば良い。そういえば昔アホな男が居たな。あの頃はなんか楽しかったなぁと思い出せるような思い出をたくさん作ってあげれば良い。


彼女にたくさん幸せにしてもらったのだから。


だから別れの日は、自分のことを褒めていたんだ。何でも喋りたがりな性格の自分が、初めて秘密を隠し通せたのだから。









2013年10月


彼女との初デート。
池袋で待ち合わせをした。とても可愛らしい私服の彼女が登場した。手を繋いで池袋を歩く。これが後払いでお店から請求が来たら破産するわぁ~wと冗談を言っていた。

ボーリング→居酒屋と渡り歩き、TSUTAYAでホラー映画を借りた。そして彼女とホテルに入った。

ホテルで彼女と横になってホラー映画を観ていたが、全然集中出来なかった。
いつ行くんや(੭ु⁾⁾ ˃̶͈̀ω˂̶͈́ )੭ु⁾⁾いつ行けばいいんや(੭ु⁾⁾ ˃̶͈̀ω˂̶͈́ )੭ु⁾⁾とタイミングをずっと見計らっていた。笑
俺も緊張していたんだと思う。


我慢も限界を迎え、彼女にキスをして頭を撫でた。始まるのを察したかのように彼女に『待って。』と言われた。


『痛くしないで欲しい。今まで痛かったことしかないから。』


相手はどれだけ雑な男なんだろうと思った。俺は絶対に労ってあげよう。彼女が持ってる不安を取り除いてあげようと思った。俺に出来る最善の優しさを持って、彼女と初めての行為を終えた。


終わった後に『痛くなかった?大丈夫?』と彼女に聞くと、『うん♪』と可愛く答えてくれた。
そして大きな目をうるうるさせて何か言いたそうにしていた。『どうしたの?』と聞いてみた。

『私が今何思ってるか当ててみて♪』

俺は多分、またいつもの何か冗談を言ったんだと思う。当てられる訳がなかった。
彼女が思っていたことを言葉にしてくれた。

『Kくんと一緒に居ると幸せだなって思ってた♪』


この子はアレかな。実は天使なのかなと思った。笑
純粋過ぎる彼女の言葉だった。そして一緒に居てくれることを幸せに思ってるのは自分だけじゃない。この子は俺と同じ想いでここに居てくれている。彼女の内面に益々惹かれていった。



彼女に真実を話そうかずっと悩んでいた。



頭をよぎったのは、俺が既婚であることを伝えて泣いていた一夏の恋人だ。
俺は離婚したとしても、彼女に人並みの明るい未来を用意することさえ出来ないのかもしれない。そして真実を話して共犯にすることも出来ない。
彼女は何も知らなければ、俺に騙された被害者なのだから。



何よりも自分勝手な俺は、こんなに素敵な彼女を諦めることが1番出来なかった。



2回目のデートで俺は彼女に付き合って欲しいと伝えた。
彼女は本当の俺の彼女になってくれた。
可愛くて愛しくて仕方がなかった。
この子の為なら、何だって出来ると思っていた。

彼女は勇気を持って彼氏と別れてくれた。俺もそろそろ答えを出さなくてはいけない。気付けば嫁とはもう2ヶ月近くも口を聞いていなかった。


彼女との関係が一瞬ギクシャクする出来事が起きた。
それは彼女の仕事に対する俺の嫉妬だった。辞めると言っていた彼女がズルズルと仕事を続けていた。
俺がお店に通っていた頃。彼女はとうとうお店のNO.1に輝いてしまった。
俺の可愛い彼女が、知らない男と添い寝している。想像するだけで胸糞悪かった。
彼女が仕事を続けていた理由は、彼女の大切な友達がお店に居ることだった。
俺は出来る限り理解してあげたかったが、どうしても我慢の出来る問題ではなかった。それでも、彼女がとても友達想いで優しい子であることはよく分かった。


ギクシャクした一件の後のデート。
俺は彼女にサプライズでプレゼントを用意した。それは彼女が貰ったら1番嬉しいと言っていたもの。

背中にそれを隠し持って彼女の元へと歩み寄った。そして彼女の前まで行って差し出したのは、

花束!

あの時彼女が驚き喜んでいた表情を今でも鮮明に覚えている。俺の頭で考えられる最大の愛情表現だった。



11月。
俺は嫁と久しぶりに話をした。
このまま口も聞かない状態で一緒にいるつもりなのか?と聞いた。返事は、



『離婚して欲しい。』だった。



そこから協議離婚へと向けた話し合いが進んでいった。来年の2月に俺達は離婚する。俺は家に居る時間は子供達と触れ合う事に費やした。もう一緒に暮らせないのかと思うと、今の自分に出来ることは全てしてあげようと思えた。
1歳だった次男が俺のことをパパと呼ぶようになった。


12月
クリスマスがやって来た。
彼女と楽しい思い出を作れる一大イベントになるはずだった。
楽しい思い出のみに出来なくしてしまった原因は、俺の彼女に対する執着だ。
前日、彼女となかなか連絡が取れなかった。友達と遊ぶ予定だと彼女は言っていた。俺は全く連絡のくれない彼女に対してヤキモキしていた。彼女のことを信じられない自分が居た。それが彼女に伝わった。

『私があんな仕事してたから信じてくれないんでしょ?』

そうじゃない。信じられないのは自分の心の弱さだ。彼女のことが大切過ぎて言いようのない不安に襲われた。そしてその弱さが純粋な彼女を深く傷つけてしまった。
信じてもらえないことが悲しいと言って彼女は泣いた。

全く料理の出来ない彼女がケーキとクッキーを友達に教えてもらいながら、今日の為に一生懸命作って持って来てくれた。

そんな彼女を俺は傷つけてしまったんだ。
自分の人として、男としての器の小ささに死ぬ程嫌気が差した。彼女に楽しい思い出を残すんじゃないのか?俺は必死になって彼女に謝った。彼女が笑ってくれるまでずっと話を続けた。

翌日。
クリスマスプレゼントを買いに行けなかったので、2人で買い物に出掛けた。
俺は彼女に指輪をプレゼントした。彼女によく似合うものが見つかった。その指輪は俺が無邪気な彼女を束縛している象徴にも思えた。
彼女は俺に財布をプレゼントしてくれた。
前から欲しかった縦長財布だ。彼女と別れたら、俺はこの財布を見る度に彼女を思い出すんだろうなと思う自分が居た。

この頃から、俺は本当に歪んでいるんだなと自覚し始めた。

彼女と一緒に生きる未来はもう想像出来なくなってきた。俺が来年、離婚したことを彼女に打ち明けたとしても許してはくれないだろう。もう何があっても言えない。せめて彼女をこれ以上傷つけないようにしよう。彼女との終わりは避けれそうにない。それならば少しでも長くこの子と一緒に居られる時間が欲しい。彼女が俺の元を離れていく時、その時が俺が全てを失う瞬間になる。






彼女に、寂しそうな顔をしてるとよく言われていた。






俺は独りぼっちになるのが怖かった。






2014年⑤完と続く。








彼女とデートの約束が決まった後も、俺は度々お店へと足を運んだ。



そんなある日のこと。
仕事終わりに彼女から連絡があった。
お店が暇だから来て欲しいという内容だった。普通の人から見れば只の営業だと思うだろう。しかし俺はチャンスだと思った。



『しょうがねぇなぁ~!行くよ♪』



LINE電話で彼女にそう伝え、俺は急いで準備をした。カバンに携帯歯ブラシを入れていたのでトイレで歯を磨く。
他の社員の人に、何してんすか?wと聞かれた。笑
『何でもないっす♪』と言いながら、香水をシュッシュと付け始めた。こいつ絶対女に会いに行くんだろうなという目で見られた。笑


お店に予約の電話を入れて秋葉原へと車を走らせた。予定時刻に着いても彼女の仕事終わりの時間まで30分しか無い。
例え30分だけだとしても彼女に会いに来たという想いはきっと彼女に伝わる。
そんな風に思っていた。


この日、添い寝の出来る部屋は全て埋まっていたので、俺は膝枕のコースを選んだ。
彼女に膝枕をされながら会話をする。
これはこれでまた癒されるなと思ったwww


でもそれはきっと彼女だったからだろう。


あっという間に30分が経ち、俺はお店を後にした。本当は『この後ご飯でも行こうか♪』と誘いたかったが、何も言わずに帰る方がなんかカッコイイかなと思った。笑

駐車場に停めていた車を出したところで彼女から連絡があった。

『もう帰るの?』
『帰らなくちゃいけない用事はないよ♪』
『支度してお店出るからちょっと待ってて♪』

マジか。こいつはマジなんか。

来て良かった!(੭ु⁾⁾ ˃̶͈̀ω˂̶͈́ )੭ु⁾⁾


仕事終わりの彼女と会うことが出来た。
『じゃあご飯でも食べに行こうか♪』と、さっき言えなかったセリフを彼女に言えた。笑

帰りは送って行ってあげようと思ったので、彼女の家方面へと車を走らせた。
彼女は最初から終わった後に会うつもりだったよと言っていた。なんて可愛い子なんや。笑



車を走らせている途中、何度もラブホが視界に入った。





入っちゃダメだ

入っちゃダメだ

入っちゃダメだ



こんな感じで自分に言い聞かせていたのをよく覚えている。笑


彼女の家の近くのびっくりドンキーに到着。
初めて時間制限のない時を彼女と過ごした。のんびりと話をすることがとても幸せだった。
びっくりドンキーの肉と飯がめっちゃ旨いことも知れた。笑

彼女と会話をしていると、携帯が何度も鳴っていた。
仕事の電話かなと思いチラリと覗くと、電話を掛けてきている相手は…


一夏の恋人からだった。



どうしてこのタイミングなんだろうと思った。



俺は何度もやり直したいと思い、彼女と出会うまでの間、気が向いたらでいいから会って欲しいとずっと伝えていた。
返事はいつも『ごめん会えない。』だった。

LINEには、『今から会いたい。』と入っている。
一瞬この場を出ようかと思う自分も居た。


しかしその気持ちはすぐに打ち消された。


彼女が楽しそうに笑っていた。
今まで出会ってきた女の子達とは全然違うものをずっと感じていた。この子は今、俺と一緒に居ることを純粋に楽しんでくれている。それが分かった。
俺のことを気まぐれで会おうとしている女のところに行く意味なんて何も無い。


俺は一夏の恋人からの連絡を初めてスルーした。
そして会いたいと言われたのもこれが最後になった。俺から誘うこともなくなった。一夏の恋人への想いが完全に消えた瞬間だった。


彼女と1時近くまでびっくりドンキーで過ごした。随分前から彼女の携帯の電源が残り1%しかない状態だった。それなのに最後まで切れることなく粘って生きていたのが、なんだかおもしろかった。笑


彼女を家の近くまで送り届けてキスをした。彼女とデートをする前にもう一回店に予約を入れている。それが最後の来店になるだろう。これから彼女は、俺と店の外で会ってくれるようになると思った。


デートの前。最後に店に行った日。
彼女に、当日あたしはどこに連れ込まれるの?と聞かれた。笑
『そんなこと考えてないから。ただ、ちょっと疲れたら休憩するかもしれない!笑』と彼女に言った。
それを聞いた彼女は今日も楽しそうに笑っていた。


夜にはLINEに『休憩じゃなくて宿泊がイイ♪』と返事があった。


こんなに嬉しいと感じるメールは無かった。ヤレるとかそういうこと以上に、彼女と長く一緒に居られることが嬉しかった。


初デート前日。
彼女から今まで黙っていたことを打ち明けられた。


『彼氏が居る。』


予想以上に重たい事実だった。自分がヤりたい時にだけ連絡をしてくる彼氏なんだけど初めての相手だし、情が残っててまだ付き合ってる。それでも会ってくれるの?と聞かれた。

俺は全然気にしない素振りで彼女に伝えた。

『俺の方が絶対君のことを楽しませてあげられるし大切に出来る。俺と会ってどっちと一緒に居たいか決めればいいよ♪』



彼女にありがとうと言われた。




俺が既婚であることを伝えるべき瞬間はここだったのかもしれない。




言えなかった。
彼女ともっと一緒に居たかったから。





彼女と初デートの日を迎えた。




2013年秋冬④へ続く。





次のリフレ来店まで、そんなに日数は空かなかった。
彼女に早く会いたかった。




お店のホームページ&ブログで彼女が出勤である日を確認して予約を入れた。
VIPルームという部屋があるみたいだったので、じゃあVIPでお願いしますと伝えた。料金は+1000円か+2000円程度の値段だったと思う。


当日。直接リフレの店舗へと入っていった。とても恥ずかしい気持ちになったのを覚えている。笑
お願いですから、知り合いとか偶然歩いて来ないでくださいとお祈りをしていたwww


受付をしていると、店の奥で彼女が顔を覗かせて手を振っていた。
リフレにハマったオジさんが来たよ~♪と心の中で思いながら、彼女に手を振りかえした。笑


VIPルームに入り彼女と一緒に横になる。
前回の部屋よりも流石に広い。大きなテレビも設置されていた。
最初から自然と腕枕の体勢で始まった。彼女にオプションのお金を払わないとと思い、そのことを伝えると要らないと言われた。彼女曰く、これは真心接客なんだそうだ。笑
勿論、誰にでもサービスしている訳ではないらしいが、俺以外に沢山のライバルが居ることを決定付ける言葉だった。


彼女はお店のブログを書いていた。
出勤の日に来てくれたお客さんに対する感謝の気持ちを綴ったり、プライベートな一面を公開したりするような内容のブログだ。
彼女のブログを読んでみると、同じ名前の男が頻繁に登場している。しかも一人や二人では無い。
リフレや添い寝以外に、客と散歩するコースがあり、何時間も買い物に行ったりご飯を食べに行ったりしている。
これを見た客は他の客とのライバル意識を燃やすのだろう。よく出来ている。
一体どれだけの金を使っているのだろうと思った。


俺には他の客のように頻繁に通い詰めるような財力も余裕も無い。今日は彼女から番ゲをすることをテーマに来た。教えてもらえなければ諦めようと思っていた。


前回キスをさせてくれたので、彼女とイチャつきながらたわいの無い話をした。
彼女を抱きしめながら少しずつ色んなところを触り、スカートの中に手を伸ばした。もう既にリフレでも何でもないwww

彼女の両腕を押さえ付けてキスをする。
すぐ隣は女の子達の待機部屋のようになっているらしく、話し声が聞こえてくる。
ブラジャーのホックを外そうとしたが、全然外れない。結構頑張ったけどホントに外れない。笑
このホックがなかなか外れないグダが起きたところで、最初の落ち着いた体勢へと戻った。

『他のお客さんにもこんなことされるの?笑』と聞いてみた。
『こんなことして来る人居ないww』と言っていた。笑



『ねぇ。お店に来る時しか連絡しないから、俺にLINEのID教えてよ♪』



彼女は困った顔をして悩んでいた。
後に聞いた話だが、お店の女の子はお客さんと連絡先を交換することは禁止事項で罰金があると誓約書に書かされていたらしい。

彼女が悩んでいたので、俺は『残念だわぁ~。ホント残念だわぁ~。』と言った。


すると、


彼女が手を差し出して来た。


『そうか。金か。一体いくら欲しいんだ?』

『違うからwww』

彼女に俺のスマホを渡すと、LINEのIDを打ち込んでくれた。彼女の可愛い顔写真と本名が表示された新しい友達が追加された。


今日はありがとうと彼女に伝えてお店を出た。小さくガッツポーズをしてから駅へと歩き出した。笑
俺は約束通り、彼女に連絡をしないでおこうと思った。自分の言ったことくらい守れるところを彼女にアピールしたかった。


その日の夜。
LINEが鳴った。


彼女からだった。今日はありがとうとメールをくれた。嬉しかった。
そのままメールのやり取りをしていると、LINEで電話がかかってきた。
なんでメールくれないのかなと思ったと言われた。『約束だから。』
でもこうして連絡くれるなら、俺は普通に連絡出来るよと伝えた。
仕事外で接してくれる彼女と、彼女の話す声が可愛くてしょうがなかった。



俺はまた店に予約を入れた。



彼女は驚いていた。連絡先を教えたからもう来ないだろうなと思ったらしい。
俺はそんなつもりはさらさら無かった。
毎回テーマを持って店に来ている。今日は今度外で遊ぶ約束を取り付けることが目標だ。その為にも、彼女からの信用を得ることが大切だと思った。

この日は初めて散歩のコースを選んだ。
店内よりも外で話す方がデートに誘いやすいし、ぶっちゃけた話も出来ると思った。

受付を済ませ彼女と店の外に出た。
彼女から手を繋いできてくれた。散歩コースのオプションに手繋ぎというのがある。5000円くらい?w だったかな。笑
俺は彼女の真心接客によって、なんか得をした気分になった。
1分程手を繋いで歩くと、ファミレスに到着した。得をした気分はもう終わりを迎えた。笑

ファミレスに入りご飯を頼んだ。制限時間は1時間。お会計は勿論お客様負担である。笑

過去の恋愛遍歴の話をしていると、彼女は少な過ぎて言いたくないと言っていた。
俺はてっきり、付き合った人は結構居るんだろうと思っていたが違ったみたいだ。

その他にも色々なことを話し、場の空気が暖まって来たところで、


彼女をデートに誘った。


さあどう出てくるか。考えとくと言ってはぐらかすのか、あとお店に何回来たらねとか言うのか。もしくはお店の長時間のデートコースを要求されるのか。笑
その気になる返事は、


『うん。いいよ♪』だった。笑


え?と聞き返したのを覚えている。
俺はどれだけ擦れた女と付き合ってきたのだろうと思った。目の前に座っている彼女は純粋そのものだった。


彼女とデートをする約束が出来た。
それでも何故か俺は不安な気持ちだった。
他の客と彼女がどう接しているのかが分からない。俺にだけ特別なんだと思いたかったが、流石にそこまでは信じられなかった。
男と女が密室で添い寝する店だ。


俺はこの日。彼女が自分のことを好きになってくれるまで、手を抜いてはいけないと自分に言い聞かせていた。




2013年秋冬③へ続く。





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